Wicked Ethi+Gineer

ずぼらなエンジニアがエシカルについて考えてみるBlog。

「エシカル」は私たちを救う考え方

*** 個人学習を第一目的としたブログです。
*** ここに記載された一切は個人的な解釈・意見です。
*** すべてが正しい情報とは限りませんので、個々人でのご確認をお願いします。

ブログを始めるにあたって、定期的に(出来れば週1以上で)更新することを目標の一つに掲げていましたが、はじめにきっかけとなった本を2冊紹介(アウトプット)したいと思ったもののまとめきれず、3週間が過ぎてしまいました。

  

なので今回は、「現在私が思うエシカルや環境問題の捉え方」について書いておこうと思います。
(これも言いたい事がまとまらなくて数日もかかりました。笑)

 

私たちの生活を脅かしているのは、私たち自身 

エシカルや環境問題の本を何冊か読んで感じたことは、

  • 世界のことを何も知らずに、自分の欲望だけを満たすために生きてきたんだな
  • 環境問題や地球温暖化は何十年も前から言われてきたことなのに、多くの場面で経済や効率・自分の生活のための選択を続けた結果、豪雨や熱波・森林火災やバッタの大量発生など自分たちの生活を脅かすところまで無視し続けてしまったんだな

ということでした。それらの本には、知らなかった悲惨な生産現場や深刻な環境問題について、写真を添えて書かれていました。それらはすべて、私たちの生活を豊かに便利にするための活動によって引き起こされたものでした。

 

それに歯止めをかけるべく「SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」が2015年の国際サミットで採択され、あらゆる場面で語られるようになりました。

www.mofa.go.jp

(外務省のサイトは見にくかったのでこちらも貼っておきます↓)

imacocollabo.or.jp

世界中の人が共通認識として持つことができる目標として、これだけ大きな枠組みでまとめてもらえたことはとても意義があると思いますが、正直17個は多くて…しかもそれぞれに更に細かく目標が設定されているらしいです。なかなか目を通そうと思えませんよね。。

でもとりあえずは、興味があるところからでいいのかなと思っています。しかも、細かい数値目標もまずは無視しましょう。笑

自分とは関係ないから…ではなく、日々の行動が興味のある目標に寄与できないか、もしくは、仕事で害している部分はないか/やり方を変えたら大きく寄与できる部分はないか、を考える参考にしたらいいと思います。

 


最近は世界における環境問題への関心もどんどん高くなっていますし、政府レベルで本気度を示しています。

www.bbc.com


日本でもスタートアップや一部の企業では加速させていこうという高まりを感じますが、まだまだ消費者自身の意識や生活が変わっていくには時間がかかりそうな気がします。

経済、ビジネス、個人個人の生活。それが大事なのはわかります。明日生きていくために、将来子供たちが困らないためにより安価なものを選択し節約する。より便利で快適な暮らしがしたい。同感です。

でも、もっと長い目で見て、将来も自分たちや子供たちが安心して暮らせる環境を整える(「残しておく」と言う方が正しいのかもしれない)ことも重要なのではないでしょうか。せっかく家族が困らない程度のお金を貯め、せっかくお気に入りものに囲まれて生活しているのに、洪水や森林火災で家を失うなんてしたくないです。

 

 

本当のことを言うと、私は人々が安心して幸せに暮らす未来を望んでいるというよりは、動物たちが生き続けれらる環境が続けばいいなと思っています。今までだって、進化や絶滅を繰り返してきて今の状況があることは事実なんですけどね。でもやっぱり、シロクマが絶滅したら悲しいです。

 

私(たち)に出来ること 

地球を守るために私たちにできることは何なのでしょうか。
私はこれからそれを考えていこうと思い、そしてこのブログを始めました。

 

今、社会は変わろうとしています。「便利」と「エシカル*」が両立するシステムを模索しているところです。でも、すぐには実現しません。今すぐ私たち消費者ができることは、先ほど述べた短期的視点と長期的視点のバランスを考えていくことだと思います。
(* エシカルとは、製造から販売・処分に関わるすべての人や地球環境・生物に配慮していることを指しています。)

ここで言う
短期的視点とは、「今欲しいもの」「今望むこと」
長期的視点とは、「持続可能であること」、つまり「エシカルであること」
です。

 

一番簡単な方法は、何かものを買うときに「エシカルである」ものを選ぶことです。これは、今あるものを捨てて、新しく買うという意味ではありません。まずは今あるものは大切に使い、そして新しく買う際に良いものを選ぶのです。

エシカルである」ものを選ぶ際の観点は、
プラスチック、カーボンフットプリント、フェアトレード、オーガニック…などです。
(詳細は今後紹介していく予定です。)

 

ここで大事なことは、エシカルなものを購入することです。購買力は私たちが持つ一番強く、大きな力です。

想像してみてください。もしあなたが新しいお店や会社を作るとしたら、「何が売れるかな」と考えます。それは買ってもらえないと倒産してしまうからです。社会は、消費者がお金を払う価値のあるものを提供する企業や団体で構成されているのです。

今までの価値「安い」「高品質」「デザイン」「身体に良い」…などに加えて、「エシカルである」が加わるべきだし、これからそうなっていくと思います。

 

実際、私もお金の使い方について考え方は変わりました。
今までは「コスパ重視」という感じでした。欲しいものをできるだけ安く買いたいと考えていましたが、「エシカルなものを相応の値段で買う」方針に変わりました。

エシカルなものは、多少なりともお金がかかります。でも、そこにお金をかけることが、正しいお金の使い方だと今は思っています。

 

エシカルなこと・ものは自分や子供たち、そして生物たちの未来を守ること
エシカルでないものを購入することは未来を壊すこと、未来に苦労を課すこと
ということを肝に銘じて生きていきたいです。

 

 

偉そうなことをここまで書いてきましたが、私自身、生活を大きく変えられているわけでは全くないし、自分の幸せも大事です。そこへの追及も諦めたくありません。笑

なので今は、どのように便利な生活とエシカルな選択のバランスがとれるかを考えています。一部を紹介します。

≪ 変えたこと・変えようとしていること ≫

  • 衣類を買う際に、欲しいデザインでオーガニックコットン製のものがあれば、そちらを選ぶ。
  • たまにはステーキやすき焼きは食べる。でも、魚や卵の選択も増やす。肉を使った料理も置き換えられるところはフェイクミートを使う。
  • 動物実験をしていない化粧品やマイクロプラスチックを使っていない日焼け止めを選ぶ。
  • 使えるモノは使い切る。リサイクル・寄付できるものはそちらへ。
  • エシカルでないメーカの製品は買わない

 (詳細は今後紹介していく予定です。)

 

ちなみに、エンジニアの観点から学んだことは、自社が製造・販売する製品ががどのように捨てられるのか、どのように処理されているのかというところまで考える必要があるということです。

耐性を高めるために混ぜ合わせた/組み合わせたものは、もちろん自然界では分解困難です。にも関わらず、作り手は処理方法を考えずに製品を世に送り出し、廃棄物は適切に処理できずに(もちろんポイ捨てされたゴミからも)有害物質として自然界へ排出しているケースがあるそうです。

これは、廃棄物処理業者や消費者だけの問題ではありません。SDGsでいったら、「12. つくる責任 つかう責任」ですね。恥ずかしながら、そんなこと今までは全く考えたことがありませんでした。

 

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長々と書いてしまいました。
冗長的に書いてしまう癖があるので、「簡潔にわかりやすく」と言い聞かせていましたが、無理でした。汗

 

これもこれからの課題です。しばらくはご了承ください。

 

では。